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永井一郎さん逝く。

 永井一郎さんが、亡くなった(2014年1月27日)。各界、市井の人たちからも惜しむ声がやまない。永井さんは声優のほかに俳優や報道・バラエティー番組のナレーターとしても幅広くご活躍なさっていた。しかし、『サザエさん』の波平役は永井さんを直接想起させるキャラクターということで万人が一致するのではないだろうか。月並みだが、「永井ファン」の一人としてお別れの言葉をしたためたい。
 波平の磯野家での立ち位置はサザエやカツオを叱る「お父さん」だが、私の波平像は彼の孫であるタラちゃんから見た「おじいちゃん」としての波平だった。とりわけ、タラちゃんと一緒に公園へ散歩に行く場面が心に残っている。季節の移ろいにふれた二人が、何とも言えぬふんわりとした雰囲気を醸し出していた。厳しく頑固な「昭和のお父さん像」は、この優しさと不即不離の関係にあるのだと思っている。

 近頃は日曜日に家を空けることが多く、『サザエさん』を見る回数も減っていた。それでも永井さんをはじめとするおなじみの声優陣による、いつもと変わらぬ『サザエさん』があるということは、少なからず己が心を安からしめていた。「当たり前」が当たり前でなくなった今、改めて永井さんの存在の大きさを思う。本当にありがとうございました。
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